脱水症状改善までの期間#猫の慢性腎不全
愛猫の様子がおかしいぞと病院に連れて行ったら慢性腎不全を告げられた、脱水症状が起きている、こんな状態から猫の闘病生活がスタートするケースが多いかと思います。
食欲がないのは脱水が原因なようなので、チャミのように脱水症状の改善をまず行う流れの場合について、少しでも参照になればと思います。
チャミの最初の血液検査結果。
BUN:82.4 [17.6〜32.8]
Cre:3.9 [0.8〜1.8]
TCho(総コレステ):83 [89〜176]
Glu(血糖):241 [71〜148]
K(カリウム):2.4 [3.4〜4.6]
Ca(カルシウム):14.6 [8.8〜11.9]
P(リン):8.2 [2.6〜6.0]
全部書くのは面倒なので、問題箇所だけ抜粋しました!
簡単に言えばBUNとCREが腎不全数値。
もう少し進行すると末期に片足突っ込んでしまいますね…。
病院によって方針違うかもしれませんが、チャミの掛かりつけは、脱水症状を改善して食欲回復、何でも良いから食べるようになってもらうことが最優先!ってことでスタートしました。
チャミは元々、1才くらいから療法食なんです。
皮膚アレルギー、おしっこが出にくいなどがあり。
しかし今は、見た目のアレルギーより食欲、おしっこはもはや腎不全により出まくっているということで。
※ちなみに色々食べさせましたが今のところ皮膚アレルギー出てないです。
そして脱水症状改善までの期間はですね、なんと3週間もかかってしまいました(白目)
これはですね、毎日皮下輸液できていればもっと早く改善できたと思います…。
チャミはとにかく皮下輸液を嫌がり、連続でなどほとんど出来なかったのです…。
仕事がなく毎日病院へ皮下輸液しに行けていればまた違ったのでしょうが。
2日空いてしまうこともありました…。
先生は、「失敗したら電話して、営業時間外でも皮下輸液やるよ」と言って下さり…とても嬉しかったです!
営業時間外での皮下輸液という事態にはなりませんでしたが、2日失敗したら病院へ駆け込み…なんてことを繰り返しました。
連続はできて2回まで、1日2日空くことがザラ、という状態で約3週間で脱水改善でした。
毎日連続で皮下輸液出来たなら、1週間〜2週間位で改善したのではと思います。
薬は胃用にプリンペランとガスター、食欲用にペリアクチンを服用でした。
食欲はですね、初診後にちゅーるをあげたら食べました!
しかし、1週間経ってもちゅーるしか食べず…2-3日前からペリアクチン追加してるのになぁ…と。
この長年食べてるカリカリ療法食だからかも?もっと美味しいご飯なら食べるかも?と、食べればなんでも良いとのことだったので市販の黒缶を買ってきてみたら…
ガッツガツ食べました…こんな美味いもん食ったことねぇぜ!と言わんばかりに…。
食欲改善後は、腎不全の療法食になるけど…
こんな美味しいのを今更知ってしまい、療法食に戻れるのかな…
という大きな不安は残りましたが、食欲は回復してきて良かった!!
この頃は痩せてなかったね…。
気に入らないものはお腹がすいていても頑なに食べないチャミさんなのでした。