【第4話】自宅で皮下輸液#猫の慢性腎不全

 

これからは問題なく皮下輸液出来そう!

 

そんな期待は裏切られるのです。

 

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【第1話】自宅で皮下輸液#猫の慢性腎不全 - *Sancowich* -さんこいっち-

 

前回、助っ人の手も借り無事に私も成功した、めでたしめでたし…では終わらなかった。

 

翌日、さぁやるぞ!ってね。

 

無理、無理だった…。

 

チャミが逃げるとです…。

 

チャミの定位置、ホットカーペット上の毛布コーナーで行っているのですが。

 

暴れはしない。

 

ただ、針先がチョンって、ツンって当たっただけで、

 

ビックン!!!

 

と大きく揺れるので…ズレて針刺さらず。

 

気を取り直して、さぁもう2回となると、チャミが警戒により針の先端が触れただけで逃げてしまう。

 

逃げるか、嫌がって激しいビクビックンか。

 

病院からは2回失敗したら諦めましょうと言われており、それ以上出来ず。

 

やった、入ったぞ!と、なんとか成功したと思ったら、針が突き抜けて液がダダ漏れです…とかね。

 

突き抜けって、皮を上に引っ張り三角テントを作って針を刺すときに、刺した皮ともう1枚の皮を貫通してしまうこと。

 

分かりやすく絵に描いてみた!

 

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ピンク→皮、青→肉部分

 

上の二つの物体は、皮を摘んでいる指です、スマホで描いた雑な絵ですみませんw

 

この突き抜けはよくあることだから気にしないでと先生からは言われています。

 

「僕も今日突き抜けしましたよ」って言ってました。

 

けどけど、実際はショックです…。

 

失敗の連続

今日こそチャミに補液入れてあげなきゃ…チャミが脱水症状のままで可哀想…

よっしゃ刺さった!液を注入!!

漏れてるー、針が突き抜けてらっしゃるー

 

ということで、大変がっかりします、2回しかないチャンスですし。

 

我々は皮下輸液している動画を見たり、皮下輸液について書いてある情報をググる日々。

 

あとですね、針が刺さったのに液が入っていかないこともありました。

 

これは先生に聞いたところ、簡単に言うと肉部分に針穴が当たっていたりなどで塞がれていて液が入っていかないと、針をクルクル動かして方向変えればOKと。

 

いえ、チャミさんはかろうじて刺さった針を動かしたりなんぞしたら猛ダッシュしそうです、刺したところは刺激せず動かさずがベストと言いますか…。

 

こうして2日連続失敗し、病院へ駆け込み打っていただき、また失敗の連続…そんな状態でございました。

 

回数を重ねると、多少チャミがビックンしても刺せるようにはなりましたが、刺さっても突き抜けや液が入っていかないなど。

 

そしてもう一つの問題が、やっと成功かと思いきや、液が針から入り始めた瞬間にチャミがマッハで逃げるという。

 

第1段階クリアしても第2段階でダメという…。

 

自宅での皮下輸液が絶望的に感じ始めたのがこの頃ですね…。

 

第5話へ続く。

【第5話】自宅で皮下輸液#猫の慢性腎不全 - *Sancowich* -さんこいっち-

 

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困ったちゃん…