【第2話】自宅で皮下輸液#猫の慢性腎不全
明日からは自宅での皮下輸液で、と勧められ、いよいよ迎えた初輸液…控えめに言って不安しかない…。
第1話はこちら↓
【第1話】自宅で皮下輸液#猫の慢性腎不全 - *Sancowich* -さんこいっち-
病院で私もピヨもレクチャーを受けてはいます、実践は出来ませんでした。
本当は前日、病院での皮下輸液後に針を刺してみる練習をする予定だったのですが…出来なかったのです(白目)
絶賛輸液中の後半で突如嫌がりだし(1-2回目はなかった)、終わった後は威嚇モードだったので、練習はやめておきましょうと…。
このとき、チャミさんは病院での輸液が3回目でした、1回、1日空けて2回3回と2日連続。
病院へ駆け込んだ日は何も食べておらず元気もなくという状態でしたが、あれからちゅーるをもりもり食べ元気を取り戻しかけていたので…威嚇するほど元気になって喜ばしいことですが!
しかし、練習なしでいきなり本番か…。
猫の皮下輸液はですね、皮と肉の間に液を流し込んでいくイメージです。
皮はビヨーンとよく伸びるので、皮を引っ張りテントを張るような感じで肉との隙間を作りそこに針を指し込むと。
これまた針が太めね…。
液はレンジでチンして人肌に温める、液が冷たいと痛く感じちゃうとのこと。
よっしゃ、挑むぜ!!
まずはSariaの挑戦。
スッ…おお刺さった感覚って意外とないね、チャミも無反応だし楽勝!
かと思いきや、全く刺さってなかった、毛の渦に差し込んだだけ、皮膚に届いてすらなかったw
仕切り直しw
そして初日の結果は…失敗…。
チャミが暴れるとです……。
私とピヨ交互に挑戦しましたが、針が少し刺さるとビクンと大きく動きズレる、暴れる、逃げる…こんなの無理ですやん!!
4回ほどトライしましたが全て失敗。
チャミに刺そうとしてピヨの指に刺さったりとか…私のセンスの無さ…。
翌日、病院に針を貰いに行く。
針は1回でも刺したら交換した方が良いと言われそのようにしましたので、もはや針不足になりまして…さらに翌日は定休日だからこの日針を追加しなくては足りそうになかった。
むしろ何本あれば足りるのか分からない…。
営業時間終了間近に滑り込み。
「初めての昨日は失敗しまして!どうしたら良いでしょう、明日病院お休みですよね、昨日針4本使ったので針が足りないので貰いに来ました!」
病院は自宅から2駅隣なので、仕事後にチャミを連れて来ることはなかなか難しいことも伝えました。
「じゃあ今日も明日も失敗したら明後日に連れて来て下さい、明後日連絡くれれば営業時間終了後でも輸液します!」
神か…神なのか!
気のせいかな、先生に後光が差してる!!
もしもの時は一安心、でも毎日連続でとりあえず5日間は皮下輸液必要って話だったわけで、今日も明日も失敗すると3日も空くことに…。
それに費用的にも出来る限りは自宅の方が良いし、チャミも外出は好きではない。
なんとか今日、成功させたい!!
そこで、今日はスペシャルゲスト(助っ人)を呼ぶことにした。
第3話へ続く。
【第3話】自宅で皮下輸液#猫の慢性腎不全 - *Sancowich* -さんこいっち-
こちらチャミの外出スタイル。
通称チャミーカー、押してるのはピヨさん。